自分が無能だと自覚できていることはチャンス|努力をするために必要な思考
最近、Youtubeを見ていて「無能」という言葉を良く見るようになりました。
コメント欄を見ていると無能な人を馬鹿にするようなものだったり、自分はこうはなりたくないみたいなものばかりでした。
しかし、僕は無能であることは自分で自覚していれば決して悪いことではないと思います。
逆に大した能力が無いのに自分が有能な人間だって勘違いしている人の方がやばいと思います。
そこで今回は自分が無能だと自覚できている人に向けて無能だと自覚していることはすごいことだよということを書いていきたいと思います。
自分が無能だと自覚するべき3つの理由
無知の知という言葉から考える
「無知の知」
自分は知らないことがあることを知っている。そこら辺にいる知ったかぶりをしている人よりは自分の方が賢い。という考え方になります。
無能有能論争でも同じ理論が言えると思います。
自分が無能だと自覚している人は自分にできないことがあるということを知っています。一方で自分が有能であると思っている人は自分ができないことがあるということを知りません。
このように無能だと自覚できている人間はソクラテス理論で言えば優秀だということになります。
無能と自覚している人間は努力する
自分が無能だと自覚している人は自分のできないことや苦手なことを理解できているということになります。
自分が人よりできないことを理解できているので、そこを補おうと努力することができます。
例として僕の体験談を紹介します。
僕が大学生の時に英語の授業がありました。
その中でみんなの前で英語でスピーチをするテストがありました。
その時、そこそこ英語が得意だと思っていた僕は良い点が取れるだろうと意気揚々とテストに臨んだのですが、結果はクラスの中でもかなり低い点数でした。
その時、初めて僕は自分が無能だと気付きました。
ただそこで終わらないのが人間でそこから英語の勉強を真面目にするようになりました。
具体的には海外研修でイギリスに行ったり、TOEICの勉強、オンライン英会話など色々と挑戦しました。
最終的には仕事でも英語を使えるくらいなレベルにはなれました。
この体験談からも分かる通り人間自分が無能だと自覚した時に初めて努力を始めるのです。
人のアドバイスを素直に聞ける
自分を無能だと気づけた人は人のアドバイスを素直に聞けるようになります。
自分が有能だと勘違いしていると全て自分が正しいと思ってしまい、人からをアドバイスをもらっても耳を傾けることができず、成果を最大化できないという場合があります。
一方で自分が無能だと自覚している人は自分の考えが間違っている可能性があるという前提があるので幅広く意見を求め、その中から一番正しいものと思われるものを選択することができます。
結果的に見ると自分の無能さを自覚している方が成果を最大化できていると言えるのではないでしょうか?
無能だと気づけている人は自分だけで戦おうとせず、団体戦で勝負ができるので有利です。
まとめ
今回は自分が無能だと自覚するべき3つの理由を紹介しました。
まとめると以下の通りになります。
自分が無能だと感じて落ち込んでいる人がいるかもしれませんが、この記事を見て自分が無能だと気づけていることはすごいことなんだって思っていただけたら嬉しいです。