TOEIC時間足りないけど800点いけます|スコア別のテスト後の手応えを実体験で紹介
今回はみんな大好きTOEICについてです。
皆さん、TOEICという言葉を聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?
僕のイメージは「時間が足りない」です。
今までの人生で最後までTOEICを解き切れたことはありません。
しかし、僕はTOEIC880点を取得したことがあります。
そこで今回はTOEICで時間が足りなくても800点はいけるという話とスコア別のテスト後の手応えを紹介していきたいと思います。
TOEIC880点までの軌跡
初受験は595点
僕が最初にTOEICを受験したのは、大学1年の春のことです。
大学受験を経験し英語にそこそこ自信があった僕は「TOEICなんて余裕でしょ!」と楽観的な態度で受験しました。
しかし、初受験を終え、考えが変わります。
「TOEIC難しい、、、」
TOEICの難しさは膨大な問題量です。
初めて受験したときにあまりの問題量に呆然としたのを今でも覚えています。
この時は前半のリスニングで戦意喪失してしまっていました。後半のリーディングに関しては半分くらいは塗り絵だったと思います。
点数としては595点。点数の配分は以下の通りです。
- リスニング:320
- リーディング:275
リスニングの感覚
リスニングの感覚としてはパート1、パート2については何となくわかる。
パート3、パート4になって文章が長くなってきて何の話をしているかわからないという感じでした。
問題形式に関しても初めてで慣れておらず、音声についていくことができませんでした。
リーディングの感覚
問題量が多すぎて時間は全く足りませんでした。
パート5の文法問題は大学受験のために勉強していてそこそこわかる問題がありました。
しかし、長文のパートに入ると「慣れないビジネスの話題」、「知らない単語のオンパレード」で完全に戦意喪失。
途中で眠気に襲われ、試合終了でした。
感覚としては「半分解けてたらいい方かな」という感じです。
2年越しに受験し765点
1回目のTOEICで惨敗した僕はしばらくTOEICから遠ざかっていました。
しかし、最初の受験から2年経った大学3年次に就職活動にはTOEICがあった方が有利だということを知ります。
今回は「就活に関わってくるならば、やるしかない!」ということで初めてTOEICの勉強を本格的に始めます。
やったこととしては評価の高い参考書をいくつか買ってひたすら読んで、問題を解くということをしました。
具体的に学んだこととしては以下のような感じです。
- 金のフレーズ(単語)
- 文法問題出る1000問
- 究極のゼミ part3&part4
- その他(TOEIC用読解参考書)
これだけ学んだ結果、、、
765点を取得することができました!
点数の配分は以下の通りです。
- リスニング:415
- リーディング:350
リスニングの感覚
問題文、選択肢の先読みを意識しながら取り組むことができました。
全体的に何となく言っていることがわかる、
ただ、完全に理解して選択肢を選んでいる感じかというとまだ何となく選んでいることが多いという感じでした。
問題形式を学んだことにより、それぞれのパートが何問出題されるのかがわかった状態で取り組めたので、精神的には余裕が出てきました。
リーディングの感覚
時間が足りないことはあらかじめわかっていたので、とにかく早く解くということに重点を置いていました。
最終的に塗り絵は最後の5問だけという結果でした。
しかし、読解力が低いのに速読をしたせいでどの長文も理解が不十分のまま進んでしまい、どれも何となくで答えを選んでしまいました。
350点というのは単純に長文を読む能力がまだ足りていないということの表れだと思います。
遂に880点に到達
2回目の受験で765点に達した僕は、何としてでも800点に到達したいということで勉強を続けます。
勉強した内容は以下の通りです。
- 金のフレーズ周回
- 文法問題出る1000問5周
- 文法問題出る1000問の音声を1日1時間以上聞く
- 公式問題集を解く
これだけ学んだ結果、、、
ついに880点を取得することができました!
点数の配分は以下の通りです。
- リスニング:465
- リーディング:415
リスニングの感覚
自信を持って回答できる問題が増え、逆にわからない問題の方が少なくなりました。
事前に行った公式問題集では90問以上は正解できていたので、本番でも90問以上は正解できたくらいの手応えでした。
「文法問題出る1000問の音声を1日1時間以上聞く」というのをやったのが大きかった気がします。
リーディングの感覚
驚くことにリーディングに関しては前回と同様に5問が塗り絵でした。
では前回と同様に時間が足りなかったのに、なぜ点数を大幅に上げることができたのでしょうか?
解いていて感じたのは自信を持ってマークできる問題が確実に増えたということです。
文章内で根拠を見つけるという能力が前回に比べ高まったと感じました。
これまで文法の問題集や公式問題集などTOEIC対策の問題をひたすら解いてきたため、「長文を精読する力」、「TOEIC特有の答えの出し方」が身についたのだと思います。
時間が足りないけど800点はいける
ここまでで書いてきた通り、僕はリーディングで5問塗り絵をしても800点を超えることができました。
実際、時間が足りないけど800点取れると聞いて驚いている人が多いのではないでしょうか?
確かに時間が足りないから速く解けるようにならなきゃと思う気持ちは痛いほどわかります。
しかし、速く解ければスコアが上がるというわけではないです。
当たり前のことですが、解ける問題が増えて初めてスコアが上がるのです。
800点を目指したいという人は小手先のテクニックで速く読もうとするよりは、まず、ゆっくりで良いので文章を理解しながら読むということを意識して取り組んだ方が良いと思います。
毎日、英語を読み、英語の構造を理解することで基礎力が上がり自ずとスコアが上がっていくと思います。
まとめ
今回は僕がTOEICで時間足りないけど800点いけるという話をしました。
800点いくためには小手先のテクニックで速く解くよりも自信を持って解ける問題を増やした方が手っ取り早いよという結論です。
TOEICで800点を目指している方の少しでも参考になったら嬉しいです。