学生時代、ガリ勉だと社会に出てから通用しないと言われた男が社会人になって思うこと

皆さん、「ガリ勉」という言葉に対してどのようなイメージを持っているでしょうか？

おそらくこんな感じでしょうか？

• 勉強しかできない
• 仕事ができない
• 頭でっかち

「ガリ勉」という言葉は勉強だけしかできない人に対して一種の悪口として使われている側面があると思います。

僕自身、学生時代たびたび先生から「ガリ勉にはなるな」、「ガリ勉では社会に出てから通用しない」と言われていました。

当時、僕は勉強しか他の人よりも得意なことがなかったので、ガリ勉を否定されることは自分の唯一のアイデンティティである勉強を否定された気分になり、悲しい気持ちになったのを今でも覚えています。

そんな学生時代ガリ勉と言われた僕も今では21卒として社会人として働いています。

今回は「学生時代、ガリ勉と言われた男が社会に出てから実際どうなのか？」という所を紹介していこうと思います。

ガリ勉と言われた男が社会に出た結果

僕のスペック

まず、最初に僕のスペックを紹介していきたいと思います。

• 21卒社会人
• 職種はWebエンジニア
• 大学は中堅理系大学
• 根暗でどちらかというと陰キャラ、
• 最近無キャかもしれないことに気が付く
• 友達はいるが絶対数は少ない

スペックは↑の通りになります。

money-oku.hatenablog.com

こんな感じの「ガリ勉」が社会人として就職してどうだったのかみていきましょう！

ガリ勉でも問題ない

結論からいうと「何も問題を感じていない」です。

これは自分でも驚きでした！社会人って何か「コミュ力命」みたいな風潮があるから僕みたいなガリ勉人間は淘汰されるものだと思っていました笑

なぜこのようにガリ勉でも問題ないと感じたのか詳しく書いていきたいと思います。

社会人になって思ったガリ勉でも良い理由は大きく分けて以下の2つです。

• 社会人でも勉強は必ずある
• 学生と社会人のコミュニケーションは違う

社会人でも勉強は必ずある

まず、社会人になってからも勉強はたくさんあります。

基本的に入社してやる業務は学生時代にはしたことがないことのない初めてのことをやるので常に新しいことを学びます。

ガリ勉の意味を調べてみると人並み以上に勉強を頑張る人というのがあるので、人以上に貪欲に学ぶことができるという点においてはむしろプラスの評価ではないでしょうか。

何事も人並み以上に頑張れるということはアドバンテージになると思います。

学生と社会人のコミュニケーションは違う

世間でよく言われている「ガリ勉は社会で通用しない」というのは「勉強だけじゃなくてコミュ力も重要だぞ」という意図があると思います。

実際、僕も社会人とってコミュ力が大切だと思います。

しかし、気をつけなければならないのは学生のコミュ力と社会人のコミュ力は異なるということです。

僕が考えてる学生と社会人のコミュ力の違いを説明します。

入社してみて必要だと思ったコミュ力は↓の3つです。

• 論理的かつ端的に話す能力
• レスが早い
• わからないことを素直に聞ける能力

もちろん、これらは僕が新入社員として感じたことなので、長く勤めていくともっと他の能力が必要となってくるかもしれません。

ただ、新人に求められているのはこの3つだと思います。

「論理的に話す」、「早く返信する」、「素直に質問する」この3つができれば、特に業務に問題はないと感じています。

一方で学生時代のコミュ力の高いは↓のような感じでしょうか？

• 飲み会で面白い話ができる人
• とりあえず「ウェイ」みたいなテンションが高い人

これらの能力ももちろん場合によっては必要になりますが、基本そこまで重要ではない気がします。

どちらかというと飲み会では自分が話すよりも上司の武勇伝を引き出せる能力の方が求められると思います。

ガリ勉の人が気をつけるべきこと

基本的に働く上でガリ勉でも問題はないのですが、1つだけ気をつけたほうが良いことを紹介します。

気をつけるべきことは「趣味」を作るということです。

ガリ勉の人は勉強に熱心になりすぎて他のことにリソースを避けていない場合が多いので、往々にして「趣味」がないという人が多い気がします。

会社では雑談から仕事が進んでいくこともあるので、何か人と共有できるような「趣味」を作っておくと話のネタになるかもしれません。

是非、何か自分が興味を持てるものを探してみると良いと思います。

まとめ

結論としてはガリ勉と言われた僕も社会で働けているので、ガリ勉でも全く問題ないと思います。

学生時代、僕の学校の先生は「ガリ勉はよくないもの」みたいなことをよく生徒に言っていました。

しかし、実際、学校の先生は良くも悪くも「学校」という世界でしか生きてきていない人がほとんどです。

つまり、先生たちは社会を自ら体験したことがないので、「おそらく社会ってこんなもんだろう」という想像で語っているのではないでしょうか。

ですので自分がガリ勉だと悩んでいる人は特に悩む必要はないと思います。何かに熱中できることは素晴らしいことだと思うので、ぜひ継続してください。